活動紹介

「白山町内の中勢鉄道
  通称 軽便鉄道」

令和7年8月6日(水)第4回地域再発見講座がありました。
演題は表題の通り、白山道しるべの会 橋井敏彦さんのご講演でした。


 


明治の終盤、大日本軌道の手により津の岩田橋から久居間が開業。のちに路線を引継いだ中勢鉄道により伊勢川口までの延伸工事が行われ、大正14年に全線開通したが、早くも昭和18年に廃止となった。準拠する法令の違いにより、津~久居間は軌道部、久居~伊勢川口間は地方鉄道部として区別されるも、実際の運用は一体化され、まさに「けいべん」と呼ぶにふさわしい鉄道であった。
地区:三重県津市  区間:岩田橋~伊勢川口/20.6km  軌間:762mm/単線  動力:蒸気・内燃

略史
明治 41(1908) - 11/ 10  大日本軌道 伊勢支社 開業
大正 9(1920) - 3/ 3  中勢鉄道 大日本軌道伊勢支社線を譲受
大正14(1925) - 11/ 27    〃 全通
昭和 18(1943) - 2/ 1    〃 廃止、

白山町内には、中勢鉄道の橋台等が残っていて、その昔をしのぶことができます。

ご案内は白山総合支所地域振興課までご連絡ください。

電話:059-262-7011


白山道しるべの会
令和7年8月6日記


2025年7月17日(木)第3回地域再発見講座は「稲垣を歩こう」と八ツ山公民館に集合しました。がこの日は雨のため、白山公民館での座学となりました。



享禄2年(1529年)に北畠氏から稲垣の地を与えられた川原田相模守実秀によって築かれたと云われています。

稲垣城の特徴は、主郭は方形、四方に「土塁」を持ち、北側背後の「土塁」は幅広で高く、明確な出入り口の虎口があり、虎口の外側に「土塁」を持ち、小さな曲輪が見られる。


城郭用語を見ておきましょう。

郭(くるわ)・曲輪(くるわ)・・・防御、居住を目的に削平された平地

主郭(しゅかく)・・・中心となる曲輪のこと
虎口(こぐち)・・・郭・曲輪の出入り口
土塁(どるい)・・・土を盛り上げたり、土を削り取り築いた障壁
堀切(ほりきり)・・・城と土の尾根を深く削り取り、敵の侵入を防ぐ為に設けた堀




白山道しるべの会
令和7年8月2日記




賢吉さんは、6月6日に馬越峠(まごせとうげ)から便石山、象の背を経由して種まき権兵衛の里に行っていました。熊野古道馬越峠は、紀北町と尾鷲市の境界にある人気の峠、熊野古道伊勢路の中で随一と言われる石畳が、尾鷲ヒノキの美林の中に続いています。夜泣き地蔵などの史跡も多く残っており、これぞ熊野古道という雰囲気を味わえます。



象の背 絶景だ!

石畳が続く

夜泣き地蔵
旅の安全を祈願するために建立されたお地蔵様は、子供の夜泣きに霊験あらたかな石仏とも信じられています。

白山道しるべ会
令和7年7月26日記

6月19日(木)白山公民館第2回地域再発見講座「三ケ野を歩こう」を開催
講座生17名・道しるべの会7名・公民館2名 計26名が参加しました。
会員の橋井さんが、三ケ野川沿いに数基ある風呂屋地蔵を中心に、道標や藤堂高虎の三男藤堂高清、弟の正高が三ケ野に5年間蟄居(ちっきょ)された屋敷跡を案内しました。
暑い中でしたが三ヶ野の上の風呂屋地蔵から165号交差の道標まで、約5㎞(10.000歩)を歩きました。




風呂屋地蔵
川の窪地に竹の支柱でむしろを囲み、焼いた石を投げ入れ、湯気で蒸し風呂(今のサウナ)状態なった風呂
・当時は疫病が多く発生していたので、体の体温を上げ病気の対処法に使われていたのでは、・・・の声も
・7月8月にはお地蔵さんの近くの人が集まり(講)を造り念仏をしておられます。




白山道しるべの会
令和7年6月27日記

令和7年6月3日、津市白山町三ケ野「欣浄寺」で三ケ野の皆様に、白山道しるべの会橋井講師による「三ケ野に残る風呂屋講」に付いての講演会を行いました。
参加者は住民の方々14名、JA職員さんボランティアの方々の13名、白山道しるべの会会員5名参加でした。

その時代、風呂はどうしていたか、興味のあるお話でした。


白山道しるべの会
令和7年6月7日記

賢吉です。
倶留尊山に行って来ました。
お亀池は余り水が無かったです。
石楠花が綺麗でした。


倶留尊山は三重県津市と奈良県曽爾村にまたがる標高1037mの山で、日本三百名山にも選定されています。倶留尊山の山頂に向かう途中には、曽爾高原(そにこうげん)と言う美しい高原もあります!春夏秋冬、それぞれの美しさがあり、年中通して人気のスポットになっています!



お亀池は余り水が無かったです

多くの人が来ていました

美しい

曽爾少年自然の家が見えます


元気に歩いていますよ



白山道しるべの会
令和7年5月22日記


三重県津市白山町は、春は桜、秋は紅葉、布引山系に源を発した雲出川の清流など美しい自然と豊かな産物に恵まれ、古代から現代に続く長い歴史の中で、香り高い文化にはぐくまれた地であります。数多くの史跡、重要文化財を保有しているこの地で活動している、白山道しるべの会では、この地を誇りとし、大切に守り、後世に伝えていかなければならないと考えております。
今回、「知っとこ白山町」シリーズで、白山町の紹介を始めることにいたしました。

第1回は大倉翁の石碑です。


高さ270cmもある大倉翁の石碑


布引の滝、飛龍滝の近くにあります。




以前、三重県津市白山町二本木、JA大三支所があったところ、そこには大倉利兵衛の名前で知られた肥料と油の問屋がありました。大三支所のあった北側辺りに土蔵を持ち、道をはさんだ東側にも倉庫を持っていました。同時に、岩田川左岸の築地でも米問屋を営んでいたという、大問屋であったらしいという人です。

なぜ、ここにこのような大きな石碑があるのかはわかっていません。


白山道しるべの会
令和7年5月13日記


令和7年4月11日(金)令和7年度白山道しるべの会総会が行われました。本年度の事業計画等すべて承認されました。
川井守さんが入会されました。ご一緒に白山歴史の旅を楽しみましょう。



表紙 昨年も多くの行事がありました。ご参加ありがとうございました。



左から司会宮路さん、内藤会長、中谷書記  



津市ガイド会から渋谷さんも参加していただきました。
本年度も多くの行事があります。頑張りましょう。


白山道しるべの会
令和7年4月24日記

中勢鉄道線路後 (全3回)1回目 伊勢川口駅~近鉄伊勢石橋駅

津市岩田橋から白山町川口までの20,7㎞の区間で、大正14年全線開通から昭和18年まで営業し、地域の人々の足として利用されていた中勢鉄道。その線路後を第1回目、伊勢川口駅から近鉄伊勢石橋駅までの約9㎞を歩いてみました。

開会式 白山道しるべの会会長挨拶

川口駅前での開会式、線路の幅の違いを説明




橋台後・・・畑の端に大きな橋台が残っています。


 

雲出川の橋脚



林の中にも橋台が残っています。




このコースを巡りました。



亀が広でお弁当タイムです。
桜はもう少し。この後、伊勢石橋駅まで歩きます。


白山道しるべの会
令和7年4月10日記