菖蒲の花

6月3日は旧暦の5月5日、内藤家の休耕田では菖蒲の花が咲いていました。
知っていますか❓❓❓❓❓❓
直径1㎝、長さ7㎝位の棒状で葉の高さの中ほどについています。

一般的には「におい菖蒲」という名前で販売されています。


古代中国では、雨季を迎える5月は病気や災厄が増えることから、邪気を祓うために菖蒲を使用した行事があります。 菖蒲の持つ強い香りが邪気を祓うとされていたため、邪気払いに菖蒲が使用されていたようです。 


端午の節句に菖蒲を使用する風習が日本に伝わり、平安時代には、宮中行事として端午の節会が行われます。

鎌倉時代(鎌倉殿の13人の時代)から江戸時代になる頃には、端午の節句は男の子の行事として認知されます。当時は武家社会だったため、「勝負」「尚武」などの言葉にかけられた菖蒲に、男の子が逞しく成長することを願いました。

当時の風習を残しながら、端午の節句は今日に至るまで続いています。

菖蒲湯は体をいたわるだけでなく、厄除けの効果やこどもの成長を祈るための行事です。 

菖蒲湯はリラックス作用や血行促進が期待できる他、肩こりや腰痛予防にも効果があると言われます。

こどもの日に家族で菖蒲湯に入ることもおすすめです。



白山道しるべの会
6月12日記


白山道しるべの会 ニュース

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