祝新元号「令和」記念 第2回JR名松線ええとこめぐり2019がやってきました。

令和元年5月1日小雨模様でしたが、日の丸がなびく中出発しました。


本日のコース


今回は廃高田寺(瀬古集会所)にお祀りされている、「木造十一面観音立像」と聖武天皇の河口頓宮跡について見ていきましょう。


国指定重要文化財(平成3年6月21日指定)「木造十一面観音立像」です。「たかだちのかんのんさん」と呼ばれ、地元の皆さんが大切にお守りされ、毎年1月と8月の17日ご開帳し、お供えを上げ四国三十三ケ所のご詠歌を唱えてお祀りされています。

カヤの木の一本造りで平安時代初期の作と言われています。美しいお姿であります。


聖武天皇の河口頓宮跡

天平12年(740年)聖武天皇が藤原広嗣の乱を避け、都を離れ、伊勢の国に向かい、津市白山町川口にあります、河口(この時代はこの字を使用していた)の頓宮に10日間滞在されたことが続日本紀に見られます。

天皇に随行してきた大伴家持は

「河口の野辺に いほりて夜の更(ふ)れば 妹(いも)が袂(たもと)し 思ほゆるかも」(河口の野辺に仮寝して幾夜も経ったので、妻の手枕が恋しく思われることだ。)と詠み、これが万葉集にでています。

白山道しるべの会 ニュース

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